日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/27/2008 07:30 AM

 インド北西部の業界関係者は、「国際的な金融崩壊はほとんどの産業に悪影響を与えるが、船舶解体業界には好景気をもたらす」と述べている。「景気後退により海運業界が痛手を受け、解体へ回される船舶の数が増える」ことが理由であるという。

 25日インドステイト銀行が主催した研究会において、元インド工業連盟(CII)グジャラートの会長、ラシル・インダストリーズ社長のチェンタン・タンボリ氏は、「ひとつの試算として、750隻の中型および大型船舶に解体となる見込みがある」と明かす。

 同氏は、「景気後退局面での輸出入取引の減少により海運業界は業績が悪化。結果として多数の老朽化した船舶が運航停止となり解体へ流れることになる」と説明。「世界市場への新型船舶の供給は既に始まっているため、好況時にフル稼働した旧型船が役目を終えスクラップ化される」と加えた。

 また、「2003年から2008年にかけて解体のため持ち込まれた船舶は合計863隻、年間平均では172隻の計算となる。一方世界経済が後退局面に入った1998年から2003年では計1,585隻が解体、年間平均で317隻がスクラップとなった」と説明する。

 タンボリ氏は、「伝統的に船舶解体業界は景気後退期に繁栄すると言える」と述べている。

11/26/2008 5:02:00 PM(アーメダバード発)PTI


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