日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/27/2008 01:01 PM

 インフォシスのナンダン・ニルカニ共同会長は、24日発売の著書「Imagining India, Ideas for the New Century」の中で、「インドは経済成長を遂げている活気に満ちた民主主義国家であり、ITを活用することにより今話題の中国を凌ぐ成長を遂げることができる」との考えを示した。

 同会長は、「テクノロジーは自由主義を実現する上で非常に有効な手段で、国民に力を与えるだけでなく、国家の支配を最小限にとどめることができる。また、開かれた民主社会としてインドの優位性を高めることができるほか、情報やサービスの流れを確かなものにする」と説明した。

 同会長の中国に対する言及は直接的なものではなく、著書の中では"開かれた社会"という表現を頻繁に用いている。著書では、ニューヨーク・タイムズ紙の有名なコラムニストでピューリッツァー賞の受賞経験もあるトム・フリードマン氏の「今世紀がグーグルを検閲するような国家に支配されるとは思わない」という発言も引用している。この発言は、中国が今世紀の新興超大国になると思うか、との質問に答えた時のもの。

 同会長は、「この発言は、ITが国家の経済発展においてどれほど重要な存在になったかを示すもの」とし、「『開かれた社会』そして『ITへの前向きな姿勢』というインド特有の優位性が、この国を形作ってゆくことになる」と語った。

 さらに、「インドは、ITを活用したオープンな経済や、国家のいかなる"知的ライセンス許認可団体"からも統制を受けない社会へと成長する可能性を秘めており、これは今日の情報化時代を勝ち抜いていく上で大きな力になる」と説明した。

 しかし、IT活用による成功を実現するには条件が存在すると付け加えた。

 2008/11/25 11:41AM(ニューデリー発)PTI

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