日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/25/2008 11:32 AM

 在チェンナイ日本総領事の皆川一夫氏は24日、インドは近年メディカル・ツーリズム(医療旅行)の拠点として世界から急速に注目が集まっており、インドの医療ツーリズム市場は順調に拡大するだろうと発言した。

 "臓器移植及び幹細胞研究"に関する国際会議の開会とチェンナイのシュリ・バラジ医科大学付属病院での高度専門医療部門の開設を記念した式典において、同氏はスピーチを行なった。同氏は、インドはメディカル・ツーリズム分野において世界から脚光を浴びており、とりわけチェンナイはインドにおける医療産業の首都となりつつあると発言した。

 現在インドには、米国、英国、西アジア、欧州からメディカル・ツーリスト(医療旅行者)が15万人以上訪問しており、アジア最大規模に成長しつつある。

「医療ツーリズム産業に関しては、ブルネイ、マレーシア、香港、南アフリカ、そして最近では韓国が急速に力をつけつつあるが、インドは先頭を走っている」とつけ加えた。

 日本に関しては、過去数年でインドに進出した日系企業が65社から145社に拡大していることを指摘。また日本では診療の待ち時間が長いため、今後インドに医療を受けに来る日本人は増加するだろうと述べた。

 式典を主宰したバーラト大学総長のS・ジャガタラクシャガン医師は、新設された高度医療部門には5,000万ルピー(約9,750万円)もの資金が投入され、カテーテル検査室やMRI、透析機器など最先端の医療機器はすべて日本から輸入されたと説明した。

 高度専門医療部門では、病院のあるクロムペット地域及びその周辺に住む貧困層も受け入れ予定。新部門が開設されたことにより、患者は25キロ離れた公立の総合病院まで行かなくてもすむという。

 同病院には世界的な心臓専門医や腎臓専門医などがインドのみならずマレーシアやシンガポールなどから招聘される。

11/24/2008 3:39PM(チェンナイ発)UNI


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