日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/14/2008 07:30 AM

 国連の世界知的所有権機関(WIPO)は、インド有数のポータルサイト運営会社、レディフ・ドットコム・インディアが、「Rediff」のスペルの含まれたドメイン名をカナダの企業が登録する法的権利はないとして行った申し立てを認める裁定を下したことが明らかとなった。

 この裁定に伴い、WIPO調停仲裁センターは、カナダ・バンクーバーを拠点とする企業(名称非公表)が登録していたドメイン名「Rediffmobile.Com」を、レディフ側に移転した。

 レディフ側の申し立てを審議したWIPO委員会は、カナダの企業には同ドメイン名を使用する法的権利もまた正当な利害関係もなく、ポータルサイトを展開するレディフと関係があると連想させることを狙って悪用していたと判断したという。

 レディフ側の法律事務所、アナンド&アナンドが提出した訴状によると、レディフは「Rediff」という単語を以前から商標として登録しており、法的にも独占的使用権を保有していると主張していた。

 同委員会は、UDRP処理方針(ドメイン名紛争統一処理方針)に基づき、レディフが携帯電話上のインターネット・サービスであるWAPサービスを提供している実績を認め、またモバイル・テレコム事業を展開していると主張するカナダの企業が、転売による利益をもくろんで同ドメイン名を登録したとするレディフ側の主張を受け入れた。

 知的所有権に関する紛争において事実上の国際最高機関であるWIPOは、カナダの企業が通知を送った後も、申し立てに対して争う姿勢をみせなかったとして、レディフ側の主張を認める裁定を下した。

10/10/2008 18:16(ニューデリー発)


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