日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/26/2008 02:56 PM

 アキレシュ・プラサード・シン食糧担当国務大臣は22日、イタリアのミラノで開催中のインターナショナル・フード・フェスティバルに出席し、バイオ燃料用作物の栽培に関するインドの立場を表明した。

 同大臣は、「食糧とエネルギーの同時確保という地球上の人類全ての生存に関わる命題に対し、国際社会と協調する用意はできている」と述べ、「食糧用作物の耕作地を流用することはありえず、あくまで劣化した土地で非穀物バイオマス作物の残渣やバイオ燃料用作物の栽培を行う」ことを宣言した。

 席上、「世界中で化石燃料に代わる持続可能な代替燃料を求められる中、食糧確保を犠牲にしないバイオ燃料栽培の可能性について深く探求する必要がある」 との見解を示し、「穀物生産用地をバイオ燃料用地として流用することは自滅的であり、いわんや食用作物や食用油種子をバイオ燃料に使うことは、食糧の確保 という観点からの懸念が甚大である」とした。

 その上で、「再生可能な代替エネルギー資源が開発されれば、おそらく食用作物を用いた燃料生産の必要性は薄れるだろう」と語った。

 また投資や最新技術などの効果的活用については、「農村地域のインフラや農業調査に対して投資を増やすとともに、農業従事者らが天候の変化に対処できるようなテクノロジーの開発、それに伴う知識移行を行う必要がある」と付け加えた。

2008/10/22 7:40 PM(ニューデリー発)UNI


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