モーザー・バエル・インディアは4日、国際的な投資グループとの間で、同社の太陽電池子会社モーザー・ベア・ソーラーに対する41億1,000万ルピー(約100億円)の出資に合意したと発表した。ビジネスの成長促進のため、来年3月末までに、さらに20億ルピー(約49億円)の追加投資が行われる可能性もあるという。
この子会社はモーザー・バエルの100%出資子会社。今回の資本注入により、同社の持株比率は、6.5%減って、93.5%となる。
出資を行うコンソーシアム(企業共同体)の参加企業は、野村ホールディングス、CDCグループ、クレディ・スイス、モルガン・スタンレー、IDFC、IDFC PE。
モーザー・バエルグループのヨゲシュ・マトゥールCFOは、「モーザー・バエルの太陽光ビジネスは、635億ルピー(約1,540億円)と評価されている」と語った。
モーザー・バエルは、2007年11月にも太陽光部門のため40億ルピー(約97億円)の出資を受けており、今回の出資分とあわせて、本年度計画されている4億米ドル(約430億円)の設備投資にあてる予定。
今回の出資で、結晶型シリコン太陽電池の生産は80MWから180MWへ、薄膜型太陽電池の生産は40MWから120MWへ拡大される。また、この後には、チェンナイに建設計画中の工場で、薄膜型太陽電池の500MW増産が計画されている。
マトゥール氏によると、現段階では、太陽光部門の収益のほとんどは輸出によるものだが、インド政府が再生可能エネルギーの使用を推進していることから、国内市場の大幅な成長が見込まれるという。
2007-08年度の太陽光部門の収益は4,220万米ドル(約45億円)で、これはモーザー・バエルの全収益の8.5%にあたる。
マトゥール氏は「当社は、太陽光ビジネスで、官民どちらの市場も開拓できる手応えをつかんでいる。適切な時期に、上場にむけて取り組む予定であり、今後3年以内に上場を果たす可能性もある」と語った。
09/04/2008 4:45:25 PM(ニューデリー発)
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