インド金融業界の主要企業を目指すアディティア・ビルラ・ファイナンシャル・サービス・グループ(ABFSG)にとって、目的達成の4大柱は"市場ニーズをきめ細やかに満たす魅力的な商品群"、"強力な販売網"、"ブランド力の強化"、"有能かつ生産的な人材"のようだ。
同社CMOアジャイ・カカール氏は6月29日、PTI通信の取材に応じて、「この業界には非常に大きなチャンスがあると考えてる。インド国民の貯蓄のうち投資信託で運用されているのは5%にも
満たない。総合保険はわずか
2%、生命保険も15%にとどまっている。我が社は金融サービス業界で大手企業の仲間入りを果たすために、こうした分野の強化に取り組んでいる最中だ」と語った。
ABFSGは、生命保険、投資信託の企画販売、その他金融サービス事業を行っており、高齢者をターゲットにした新しい生命保険商品を投入する計画があるという。同氏は、「商品市場に投資するタイプの投信への需要も次第に高まっている」と指摘。
商品市場を投資対象とする投信は翌四半期から販売を開始し、年内には高齢者向け生命保険も投入したい構えだ。ABFSGはユニット・リンク保険(ULIP)の販売で業界の先駆けとなった。
既にインド国内で五指に入る生命保険事業を一層拡張するべく、今後数カ月で支店数を現在の339店舗から600店舗に増やす予定。
同時に、前年度(2007-2008会計年度)には前々年度の5万6,000店から11万5,000店舗に倍増している代理店の数を、さらに増やす計画だ
という。投信事業の支店網も「大幅に拡張する」と明かした。同社の投信事業の運用資産は現在約4,000億ルピー(約9,897億5,000万円)にのぼ
る。
「投信事業の支店数は今年3月時点で78店舗。前々年度の32店舗から2倍以上に増えた。今年度も積極的に出店を進める」(同氏)。
アディティア・ビルラ・グループは生命保険事業で米シティバンクと販売提携しているほか、同社の投信商品は「相当数の銀行が取り扱っている」という。
同氏は、ブランド力の強化戦略については詳細を明かさなかったが、「業界主要企業の仲間入りを果たすため」人員を拡充すると語った。
06/29/2008 14:28 PM(ムンバイ発)
この記事へのトラックバックURL:
http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/4821
無料メルマガ登録
RSS購読
Twitter



























