データセンターの電力削減計画"ビッグ・グリーン・プロジェクト"を軌道に乗せたIBMは18日、インドで同プロジェクトの第2段階である" ビッグ・グリーン2.0"を開始することを発表した。
新プロジェクトでは、顧客となるインド企業らが業務拡大に対応できるよう、より環境に優しく費用対効果の高い技術インフラを構築するサポートを行う。
IBM施設サービス部門長のスティーブン・サムズ氏は、記者会見にてプロジェクトの開始を宣言。「今回インドで開始された計画は、IBMが全世界で展開す
る10億ドル(約1,067億9,000万円以上)規模のプロジェクトの一環。本プロジェクトにより、顧客のデーターセンターにおける電力消費を大幅に抑
える技術を提供することができるだろう」と述べた。
同氏は、「インド国内のほとんどのデータセンターは技術面で遅れがあり、パソコン導入以前に設立されたものだ」と指摘。「60%から70%の電力が無駄に費やされており、その費用は莫大なものになる」とした。
サムズ氏は加えて、調査会社IDCの最新報告書「インドのデータセンター・サービスにおけるビジネスチャンス評価2008」を引用し、2007年には
17%近くのインド企業が"
電力性能と冷却能力"の改善を課題として挙げており、2009年までには22%近くの企業が同様の問題に直面することになると説明。「今回のプロジェクト
により、データーセンターでは電力費用を50%削減できるようになる」とした。
同社は"ビッグ・グリーン2.0"開始に伴い、コンテナ型データセンターの"ポータブル・モジュラー・データセンター"、大企業向けの"エンタープライ
ズ・モジュラー・データセンター"、既存のデータセンターに段階的に冷却能力および電力性能を増強する"ハイ・デンシティー・ゾーン"の3製品の提供を開
始した。
07/18/2008 2:49:58 PM(バンガロール発)
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