日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/26/2008 02:01 AM

インド南部のバンガロールで25日昼、9つの小規模爆弾による連続爆破事件が発生、2人が死亡、12人が負傷した。

昼食時間で忙しいIT集積都市では、2005年12月に市内のインド科学研究所で発生した爆弾テロの記憶がよみがえり、市民は広がるテロの恐怖に震撼した。

爆発は同日1時30分から45分にかけて発生、1発は午後遅くに爆発した。爆弾にはボルトやナットが詰め込まれ、難民キャンプ、排水路、バス停留所の近傍に隠されていたという。警察は爆発現場の1カ所で、主に採石場での爆破に使用されるゼラチン棒を発見した。

シブラジ・パーティル内務大臣がニューデリーで死傷者数等の詳細を発表。「爆発は2カ所を除いて数分間の範囲で発生した」と述べた。

インド政府および州警察では今回の爆発をテロと呼ぶのを避け、「国家や社会システムに反抗する者が平和を乱し、社会を混乱させようと企てた事件」と規定。 一方パーティル大臣は、「バンガロールは以前よりテロ組織の標的となっていた」、「そうした背景の下で、今回の事件が起きた」と一歩踏み込んだ発言をして いる。

目下のところ爆破に関する犯行声明は出ていないが、内務省情報筋によると、非合法のイスラム学生運動(SIMI)現地組織の構成員が事件への関与について容疑をかけられている。

マンモハンン・シン首相は、今回の連続爆破事件を強く非難。市民に対し、平静を保ち公共の秩序を維持するよう呼びかけるとともに、被害者家族へ10万ルピー(約25万円)を給付すると発表している。

07/02/2008 9:36:00 PM(バンガロール発)


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