日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/30/2008 12:43 PM

元外務大臣でインド人民党(BJP)重鎮のヤシュワント・シンハ氏は28日、チャンディーガルでの第2回インド・チベット会議の開催式にて演説し、チベットの大義を支持するインドの諸団体に対して、中国に圧力をかけてチベットとインド北東部の占領地域を断念させるため、アルナーチャル・プラデーシュ州のタワンへ行進することを提案した。

「中国はオリンピックを順調に進行させるのが気がかりなため、圧力を掛けるには好都合な時期だ」と同氏は話し、最近のチベットでの蜂起弾圧後、国際世論が中国に厳しくなっていることにも触れた。

中国は「チベットで起きたように、隣国の領土を吸収する意図がある」と同氏は断じ、インドはチベットの主張を支持すべきとの意見を述べた。

「中国は隣国の領土を併呑することを狙っており、これは許されるべきではない」と同氏は語り、インドと中国の関係が前進するには相互の信頼が必要だと付け加えた。

インドと中国の関係強化を支持しつつも、シンハ氏は両国間の全ての問題や係争事項を棚上げすることはできないとし、中国がチベット人を弾圧し文化を破壊するのは看過できないと語る。

「チベット問題はインドの安全保障上極めて重要であり、切り捨てることはインドの国益とならない」と同氏は述べ、チベットを断念するよう中国にさらに圧力を掛けることを支持するとし、友好は対等な立場の上に築かれるべきだと語った。

チベットでの最近の弾圧に触れて、シンハ氏は統一進歩同盟政権が「中国の意志に屈服した」と嘆じ、国民民主同盟が政権を握ればチベット問題を優先事項とすると明言した。

チ ベット亡命政権の首相であるサムドン・リンポチェ氏は演説で、チベットはインド亜大陸での平和を望むと語った。「我々のために中国とインドの関係が損なわ れることは望まない」と同首相は語り、チベット側と中国との次回交渉で何らかの成果が達成されることを期待するとした。

06/28/2008 6:42:26 PM(チャンディーガル発)

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