日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/30/2008 03:38 AM

インド準備銀行が携帯キャリアを超えての預金振替を認めたことで、公営銀行大手3行は各種銀行サービスが利用できるモバイルバンキングを開始する。

貸し出し大手であるインドステイト銀行は7月後半に、バンク・オブ・インディアとインド・ユニオン銀行は6月末にもサービスを開始する予定。

インドステイト銀行では当初、サービスを6月に開始する予定であったが、同行上層筋によると、パートナー選定のため予定を繰り延べたとのことである。「ショートメッセージサービス(SMS)のアグリゲーターを探しており、間もなく候補先を絞り込む。取引はSMSを介したものが主となる」と同筋は話している。

インドステイト銀行は、ムンバイを拠点とする技術プロバイダのスパンコ・システムズと提携し、国内全域をサービス対象とするため、多数の携帯キャリアと連携するものと見られる。同行では、包括的な銀行サービスをモバイルバンキングで提供する予定であり、口座振替、公共料金の支払い、残高照会などが可能となる。

バンク・オブ・インディアでもモバイルバンキングサービスを整えつつあり、6月末には開始を発表できる模様である。同行筋によるとインド国内の技術プロバイダであるビルデスクと提携するとのこと。バンク・オブ・インディアのP・A・カルヤナスンダル氏は「サービス開始の第一段階では、公共料金支払いを含める顧客総数2,500万人のうち1,750万人がサービスを利用すると見ている」と語る。

また、インド・ユニオン銀行役員のT・Y・プラブ氏は「モバイルバンキングの計画は進行中で、近日中に開始する予定である」と話した。インド・ユニオン銀行では、すでにSMSでの残高照会、取引明細の表示など、基本的な銀行サービスを提供している。

モバイルバンキングの可能性が大きいことから、民間や外国の大手各行では、すでに小口顧客向けにサービスを開始している。インドの民間銀行大手のICICI銀行からは、他行への振替も可能なiモバイルが提供されている。

06/29/2008 12:13:00 PM(ムンバイ発)