日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/22/2008 01:10 PM

アッサム州政府は21日、州内の主要な茶生産者、特にグワハティ茶市場(GTAC)に一切卸さなかった事業者に書面を送り、少なくとも一定量はGTACへ卸すよう求めた。 州内で生産される茶のうちGTACで昨年取引されたのはわずか30%であるのに危機感を抱き、政府が働きかけたもの。

州商工大臣のプラデュト・ボルドロイ氏は、「州内の茶生産量は10年前の360百万キログラムから現在500百万キログラムに到達しつつある。しかし、GTACを通じて取引される量は増えるどころか昨年は16%減少している」と記者会見で語った。

ボルドロイ氏は昨年GTACに一切卸さなかった大会社は7社から10社であるとし、製茶工場の中にも仕上げた茶を州外の業者へ送っているところがあることを明らかにした。また、GTACの取引量が減少する一方でコルコタ茶市場(CAC)での茶取引量は着実に伸びていると同氏は述べた。

GTACでの茶取引量は2000年では159百万キログラムであり、CTC製法による茶の取引量では世界最大の座を保っているものの、2007年は142百万キログラムへ落ち込んだ。これに対してCACでの取引量は2000年の98百万キログラムから2007年に140百万キログラムへと上昇している。

ボルドロイ氏はこの過程でGTACのみならず州財政も貴重な収入源を失っていると指摘し、州政府としては強制的な茶統制令は出さないが、州内の茶生産者に一定量をGTACに卸すよう要請するとした。また同氏はGTACに対し、競争の激しい今日の市場において運営を維持できるよう、積極的な取り組みを要請した。GTACが取り扱っている茶は標準的でしかないという印象が国際市場に根付いてしまったことにより、アッサム茶のブランド価値が被った打撃を改善するよう求めている。

小規模生産者のみならず大会社に対しても品質基準を課す必要を強調しつつ、低品質な茶の大部分の販売元である"葉買入れ製茶工場"について認定の必要性を検討していると同氏は語っている。

小規模生産者の品質維持には特別の留意が払われ、"葉買入れ製茶工場"で生産される茶に対して課せられる緑茶税をもととする特別基金を小規模生産者とその労働者の福利に用いることが今後の予算で提案されていると同氏は話している。

05/21/2008 3:00:45 PM(グワハティ発)


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