日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/24/2008 09:40 PM

アジア開発銀行(ADB)は23日、経済の急速な発展にも関わらず、インド社債市場はまだまだ低水準であると発表した。

インドは、ここ4年で約8.5%の平均成長率を維持し、株式市場も世界標準に達している。また、一連のサブプライムローン問題により世界市場が混乱に陥っている今でも、資金の流動性をしっかりと維持している。

しかし、ADBはアジア債券展望4月号の中で、「インド企業が銀行融資と株式に頼り続けているため、債権市場の発展は停滞したままである」との見解を示している。

1996年以来、インド株式市場資本のGDPに占める割合は、32.1パーセントから108パーセントに上昇した。この中で、金融部門の比率だけを見る と、46.3%から78.2%に跳ね上がっている。これとは対照的に、債券市場は21.3%から43.4%の成長にとどまっている。

38.3%の成長を誇るインドの国債市場は、東アジア市場の中では比較的進歩しているが、社債のGDPに占める割合はわずか3.2%でしかない。インド社債市場の発展は、多くの東アジア諸国に対し遅れをとっているのが現状だ。

ADBは「地域通貨債券市場の規制と監視構造を合理化した結果、インドは革新的な経済規模、換金性、および競争力を達成することができた。しかし、債権取 引の流動性は法律によって制限されている。それは、銀行、保険会社、および年金基金などにとって、国債に占める定期預金負債の25%を維持することが必須 条件だからだ。このように、従来の規制が壊されたり、様々な権威が相反する目的で動いていることにより、インド債券市場の成長が停滞している。」との見解 を示している。

現状を見てみると、ミューチュアルファンド産業の成長が債権取引の流動性に貢献している一方、企業のファンド利用は短期債権や手形に限定されているため、債権の流動性に貢献できていない。

ADBは「収入印紙税法と情報公開法が改正されたことが、社債市場の発展に一役買うだろう」との見解を示している。

04/23/2008 12:32:45 PM


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